アジャイル開発と契約


こんにちは、ライトパスの建守です。

今回は、アジャイル開発プロジェクトを行うときの契約形態について考えてみたいと思います。前提として、システム開発をしてほしいと思っている顧客企業(発注者)と、システム開発を引き受けるITベンダー(受注者)とが締結する契約を対象とします。そして、顧客企業とITベンダーが協力しあってアジャイルなやり方でシステム開発を進めていくプロジェクトを想定します。よって、顧客企業内ではアジャイルなプロジェクト運営をしているけれども、ITベンダーへは仕様を事前に確定させて作業を委託する、といったケースは除外します。顧客企業内部で開発をしているけれども、追加要員が必要なので一部メンバーを外部から調達するようなケースも今回は考慮の対象外としました。

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プロジェクトの制約条件とアジャイル


こんにちは、ライトパスの建守です。
今回は、プロジェクトにおける「制約条件」について、従来型のシステム開発プロジェクト(ウォーターフォール開発手法など「重量級」プロセスを採用したプロジェクト)とアジャイルプロジェクト(アジャイルソフトウェア開発手法を取り入れたプロジェクト)での扱いの違いについて考えてみたいと思います。

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